「フィルタ Express VI」 のフィルタが正しく動作しない



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: データ集録ボードから 1 サンプルずつ収録したデータに対してローパスフィルタ処理を行っています。しかし、データを「フィルタ」入力へ接続しても、結果としては何も起きません。

解決策: この関数を使用して、フィルタ処理を行う場合には、信号のみではなく、周波数やサンプリングレートなどの情報が必要になることがあります。
FFT やフィルタなどの時間軸を必要とするフィルタ処理には、特にこのような情報が必要になります。
このような場合、周波数やサンプリングレートなどの情報を意図的に与える必要があり、波形データ生成を使用して、 ΔT と T0 の情報を追加することで、解決することができます。
情報を追加する方法につきましては、以下のステップをご参照ください。

  1. サンプリング情報を入力するために、ΔT を設定します。 ΔT は、データ間の時間差(周期)の情報になりますので、ΔT = 1 / (サンプリングレート) に設定してください。
  2. T0 には、開始時間を入力してください。Tパラメーターは x - 軸のスタート時間となります。
  3. Y には、実際に収録されたデータの配列を配線してください。ループ上で、自動指標付けを有効にすることで、この配列を作成できます。

実際の配線方法が、添付されているビットマップで説明されていますので、こちらも併せてご参照ください。  



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添付:


参照.bmp - 参照.bmp



報告日時: 11/10/2004
最終更新日: 06/22/2009
ドキュメントID: 3F9C9A40