LabVIEW で要素数が 256 よりも多い配列をクラスタに変換する方法



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems
使用ソフトウェア・バージョン: 2011
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
LabVIEW の配列からクラスタに変換関数を用いて、要素が 256 よりも多い配列をクラスタに変換したいです。しかし、配列からクラスタに変換関数を右クリックしてクラスタサイズを選択し、256 よりも大きい数字を入力しても受け付けられません。解決方法はありますか。


解決策:
配列からクラスタに変換関数の、変換後のクラスタの最大要素数は 256 です。256 よりも多い要素を持つ配列をクラスタに変換したい場合は、型変換関数を使用します。型変換関数は、関数パレットのプログラミング » 数値 » データ操作から選択できます。

型変換関数を使用する場合、変換後のデータタイプの何らかの値(今回の場合は所望のサイズと同一で、かつ配列の要素と同じデータタイプを要素として持つクラスタ)を、型変換関数のタイプ入力端子に入力する必要があります。また、型変換関数の出力のクラスタの要素数は、タイプ入力端子に入力されたクラスタの要素数と必ず同じとなることに注意してください。

以下の VI スニペットに、型変換関数を用いて配列をクラスタに変換する実装の一例を示しています。



関連リンク:
型変換 関数 - LabVIEW 2014ヘルプ
Knowledgebase ID 11GCQ9HL: 「配列からクラスタに変換」関数が 9 つの要素を返す理由について
VIスニペットで再利用を促進



添付:


bigarray2cluster.vi - bigarray2cluster.vi


報告日時: 09/21/2000
最終更新日: 12/10/2014
ドキュメントID: 21KC8CUZ