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DAQデバイス、SCXIシャーシにアナログ入力できるモジュールと端子台、同じ種類の熱電対2本を用意します。Measurement and Automation ExplorerにてSCXIの構成を行い、端子台のプラス、マイナスに熱電対を下記のように配線します。
2つ用意する熱電対のうち、ひとつをチャンネルのプラス側にメタル1を、もうひとつをチャンネルのマイナス側に同じくメタル1を配線します。次に2つの熱電対のメタル2を接続します。プラス側にメタル1を配線している熱電対を室温などターゲットとする温度測定用に、マイナス側にメタル1を配線している熱電対を氷水につけます。
LabVIEW付属のサンプルプログラム(例えばCont Acq Thermocouple Samples-SW Timed.vi)で
CJC Sourceを定数を選び、定数値を0に設定します。
この方法では冷接点補償用の温度センサは用いません。Measurement and Automation Explorerでタスクの作成を行わずに氷水を基準として測定することが出来ます。
NI Developer Zone: Thermocouple Measurements
NI Developer Zone: Taking Thermocouple Temperature Measurements
NI Developer Zone: 熱電対測定の理論と実測
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