|
cRIOからホストPCにデータを転送する方法はいろいろありますが、高速な転送を行うためには、DMA FIFOやRT FIFOといったものを使う必要がります。
cRIOは、FPGAデバイスとRTコントローラが組み合わされているデバイスですので、集録データの転送を行う際には、以下の二つの手順が必要です。
1.FPGA → RTコントローラ
2.RTコントローラ → ホストPC
1.FPGA → RTコントローラの転送では、DMA FIFOを使う方法が高速です。
2.RTコントローラ → ホストPCの転送では、RT FIFOを有効にしたシェア変数を使います。
RTやFPGAのVIをホストPCでフロントパネルを開いて実行すると、
フロントパネルのデータを更新するための負荷が非常に大きくなりますので、
速度をより高める場合は、RTやFPGAのVIのフロントパネルを開かないで実行するように、
自動実行させるか、制御器・表示器をなくしてしまうかなどを行ってください。
添付のサンプルは、LV8.2で作成しました。
NI 9004と NI 9103のSLOT4にNI 9215を挿入して動作確認しています。
Using the LabVIEW Shared Variable
Using DMA FIFO to Develop High-Speed Data Acquistion Applications for Reconfigurable I/O Devices
|