ActiveXオートメーションとActiveXコントロールには、どのような違いがありますか。



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>Full Development System
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: LabVIEW Development Systems

問題: ActiveXオートメーションとActiveXコントロールには、どのような違いがありますか。

解決策: LabVIEWで使用できるActiveXのリファレンスは オートメーションサーバActiveXコントロールの2種類があります。 オートメーションサーバはActiveXにより制御可能なシステムとともに明示的に登録されたDLLです。ActiveXサーバの例として、Microsoft Wordがあります。 ActiveXオートメーションにより、Wordを起動し、文書を開いて、アプリケーションを閉じるなどを行うことができます。すべてのActiveXサーバは、プロパティメソッドをLabVIEWなどのActiveXクライアントに対して公開しています。Wordの場合では, プロパティの例として文字のフォントなどが挙げられますし、メソッドの例としてはスペルチェックなどが挙げられます。ActiveXサーバオートメーションを使用するためには,オートメーションオープン関数によりサーバに対するリファレンスを開く必要があります。その後、インボークノードプロパティノードを使用して、メソッドやプロパティを制御します。操作が完了したら、リファレンスを閉じる関数を使用しリソースを開放してください。

上記のようなActiveXオートメーションに加えて、LabVIEWではActiveXコントロールを使用することができます。拡張子が.ocx のものは、ActiveXコントロールとして登録されています。これらのコントロールは、フロントパネル上でActiveXコンテナの中に配置される必要がります。その後、ブロックダイアグラム上でrefnum端子から、インボークノードやプロパティノードに直接配線し制御することができます。
注意:ActiveXコントロールに、オートメーションオープンは使用しないでください。

オートメーションサーバ(DLL)
"オートメーションオープン -> インボーク/プロパティノード -> リファレンスを閉じる"
ActiveXコントロール(OCX)
"Drop an ActiveXコンテナをフロントパネルに配置しActiveXオブジェクトを選択 -> インボーク/プロパティノード -> リファレンスを閉じる"

関連リンク:
KnowledgeBase DIRECT-3U8TUK: What Are ActiveX and ActiveX Automation?
Developer Zone : ActiveX and LabVIEW

添付:





報告日時: 05/22/2000
最終更新日: 11/02/2006
ドキュメントID: 1XLE2NVQ