Linux RTターゲット用LabVIEW Real-Time 2013パッチ

使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-RIO
使用ソフトウェア・バージョン: 13.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
ハードウェア: CompactRIO>>Controllers>>cRIO-9068

問題:
LabVIEW Real-Time 2013を使用していますが、NI Linux Real-Timeターゲットの起動中に電源が落ちました。その後、リアルタイムアプリケーションがFPGAと通信できなくなり、Measurement & Automation Explorer (MAX)の中でターゲットのモデル名とシリアル番号が間違って表示されています。それでも、ターゲットとのネットワーク通信はあります。

問題は何でしょうか。解決方法はありますか。今後、この問題を回避する方法はありますか。

解決策:
ナショナルインスツルメンツでは、NI Linux RTターゲット: NI cRIO-9068、NI myRIO-1900、NI myRIO-1950に影響する重大な問題を発見しました。ターゲットが起動中に電源が落ちた場合、まれにFPGA-ホスト間で通信ができなくなり、ターゲットが間違ったシステム情報を報告する場合があります。

ターゲットを一度セーフモードで起動してから、実行モードで起動することで、ターゲットを正常な状態に復元することができます。ターゲットをセーフモードにするには、MAXを使用するか、リセットボタンを5秒間押し続けます。

この問題を防止するために、ナショナルインスツルメンツはLinux RTターゲット用LabVIEW Real-Time 2013パッチをリリースしました。LabVIEW 2013でのNI Linux RTターゲットのすべてのユーザにこのパッチをお勧めします。このパッチは、NI更新サービスから、またはこのページの下にある関連リンクのセクションからダウンロードすることができます。その他に、ハードウェアに付属するパッチCDを使用することもできます。パッチをホストコンピュータにインストールした後で、ターゲットにソフトウェアをインストールしてください。パッチをダウンロードまたはインストールできない場合は、サポートに連絡してください。

ターゲットにパッチがインストールされたことを確認するには、以下の手順に従います。

1. MAXで、リモートシステムを展開し、NI Linux RTターゲットを見つけます。
2. ターゲットを展開し、ソフトウェアを右クリックして、ソフトウェアの追加と削除を選択します。
3. 表示されるウィンドウで、現在インストールされているソフトウェアとして推奨ソフトウェアセットNI CompactRIO 13.0.1 - September 2013 (またはそれ以降) が下の画面のように表示されていることを確認します。

この行が表示されていても、「currently installed (現在インストール済み)」という表示がない場合、そのパッチはホストコンピュータにはインストールされていますが、ターゲットにはインストールされていません。行がグレー表示になっている場合、そのパッチはターゲットにはインストールされていますが、ホストコンピュータにはインストールされていません。「NI CompactRIO 13.0 - August 2013」しか表示されていない場合、パッチはターゲットにもホストコンピュータにもインストールされていません。

NI Linux RTターゲットは、すべて最新のファームウェアを搭載して出荷されますが、パッチをインストールする前に、ファームウェアをダウングレードした場合、ターゲットのファームウェアは古いままです。ターゲットに正しいバージョンのファームウェアがインストールされていることを確認するには、以下の手順に従います。

1. MAXを開き、リモートシステムを展開し、NI Linux RTターゲットを選択します。
   
2. システム設定タブを選択します。
   
3. ファームウェアリビジョンが、1.0.0f1以上であることを確認します。

正しいバージョンのファームウェアがインストールされていない場合は、MAXでファームウェアを更新ボタンを押して、ターゲットに最新のファームウェアをインストールします。

関連リンク:
Linux RTターゲット用LabVIEW Real-Time 2013パッチ

添付:





報告日時: 08/30/2013
最終更新日: 09/06/2013
ドキュメントＩＤ: 6CMBF4VQ