IMAQ PCI-1408/1409による複数チャネル集録についての注意点



ハードウェア: Image Acquisition (IMAQ)>>Analog Image Devices>>PCI-1408

問題: IMAQ PCI-1408/1409 による複数チャネル集録についての注意点

解決策:

  1. 複数チャネル集録を実行するには、IMAQ-A2504又はIMAQ-A2514ケーブルが必要です。これらのケーブルにはボードと接続する為のDSUB32ピンコネクタ、及びカメラに接続する為のBNCコネクタがついています。A2504はビデオチャネル1、2、3、そしてトリガチャネル0にアクセスできます。また、このボードのBNCコネクタを通じてチャネル0にアクセスできる為、合計4チャネルよりデータを集録できます。A2514ケーブルはビデオチャネル0、1、2、3、各チャネルのトリガライン、及びHsync、VSync、Pclkラインの合計13ラインにアクセスできます。また、1409 では IMAQ-A6822 端子台を使用することもできます。

  2. 1408/1409 を使って複数のチャネルから集録を行う際、一つのチャネルからの画像以外は同期していない様に見える場合があります。全チャネルが共通の同期回路(genlock)を使用しており、1つのチャネルだけが同期回路に信号を供給します。したがって、マスター以外のカメラは全て外部からの同期機能が必要です。マスター以外のカメラは同期信号をマスターから直接受けるか、1408/1409の CSYNC OUT信号から受けるかしなればなりません。

  3. PCI-1408/1409 は、他のナショナルインスツルメンツDAQボードと同様、A/Dコンバータが一つしかないため、マルチプレクサを使用して複数チャネル集録を行います。その結果、複数のチャネルを利用するとチャネル毎のフレームレートが減少します。例えば、30fpsのNTSCカメラを2台使用するとフレームレートは15fpsに減ります。



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報告日時: 08/25/1999
最終更新日: 12/23/2005
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