DAQのソフトウェアータイミングの最高速度は何に依存していますでしょうか。



ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)

問題:    DAQボードを用いてソフトウェアタイミングでデータ収録をしたいのですが、最高速度は何に依存していますでしょうか。

解決策: ソフトウェアタイミングでデータ収録する際には、収録レートはPCのスペック(CPUのスピード、コア数、メモリーの速度、OS、又は同時に実行しているプログラム)に依存します。

「DAQmx タイミング」 関数をご使用されない際は、収録方法がオンデマンドになります。
オンデマンドタイミングはソフトウェアタイミングの1つで有り、読み取り/書き込み関数/VIが実行されるたびに、デバイスは指定されたサンプルを出来る限り早く生成します。
このモードでは、サンプル量属性/プロパティが無視されます。

  「DAQmx タイミング」 関数が無い際は、OS上の単一のスレッドで使用可能なリソースを全て使い、可能な限りのレートでデータがボードのFIFOバッファーからPCのメモリーに転送されます。

添付サンプルご参照願います。
添付ファイルを実行して頂きますと、CPUの使用率が最大になっている事をご確認願います。
又、Dual Core のCPUですと50%使用されます。

関連リンク:

添付:
SW timed DAQ.vi





報告日時: 04/01/2008
最終更新日: 04/01/2008
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