EシリーズのDAQボードを較正(セルフキャリブレーション)する方法



ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)>>E Series

問題:
EシリーズのDAQボードのユーザマニュアルに、ボードの自動キャリブレーションについて書かれています。 具体的にどのように行うのでしょうか?

解決策:
LabVIEWを使用して、以下のステップを実行して下さい。
1) 新規でVIを開きます。
2) ブロックダイアグラム上に、関数パレットからデータ集録>>キャリブレーションと構成サブパレットの中にある“E-Series Calibrate VI”関数を配置します。
3) “タスクID”の端子には、デバイス番号を入力します。
4) “操作”の端子上で右クリックして、定数を作成します。
   定数の値を“self calibrate”に設定します。
5) “キャリブレーション定数”の端子上で右クリックして、定数を作成します。 ここでは、定数の値を“User EEPROM Area”に設定します。
6) 最後にこのVIを実行させます。 およそ数分で終了し、その後Eシリーズのボードは自動キャリブレートされます。

その他のキャリブレーション方法に関してはボードのユーザマニュアルか下記のアプリケーションノートを参照してください。
またWebからでもセルフキャリブレーションをおこなうことができます。詳しくはOnline E-Series Diagnostic Utilityにアクセスしてください。

関連リンク:
Developer Zone Tutorial: Detailed Calibration Procedures for Multifunction DAQ Boards
Calibration Solutions from National Instruments
Online E-Series Diagnostic Utility

添付:





報告日時: 11/20/2003
最終更新日: 01/02/2008
ドキュメントID: 33J63CP7