DAQmxおよび従来型DAQでデータ転送方法（DMAまたは割り込み）を構成する方法

NI-DAQmxを使用する場合

LabVIEW API

1. ブロックダイアグラムにDAQmxチャンネルプロパティノードを配置して、｢DAQmx仮想チャンネルを作成｣VI に配線します。
2. プロパティノードを右クリックし、すべてを書き込みに変更を選択します。
3. 操作タイプ（インスタンス）によって選択する項目が異なります。操作タイプがアナログ入出力およびデジタル入出力の場合は、 プロパティノードをクリックしてプロパティ » 操作タイプ » 一般プロパティ » 上級 » データ転送とメモリ » データ転送方法を選択します。操作タイプがカウンタ入出力の場合は、プロパティノードをクリックしてプロパティ » 操作タイプ » 一般プロパティ » オプション » 上級 » データ転送とメモリ » データ転送方法を選択します。
4. DAQmxチャンネルプロパティノードのDataXferMechワイヤ端子で右クリックして、作成 » 定数を選択します。使用したい転送方法タイプを選択します。

図1. アナログ入力の構成例

操作タイプにより関数が異なります。たとえば、アナログ入力タスクでデータ転送方法を設定したい場合は、以下のように呼び出します。

DAQmxSetAIDataXferMech( TaskHandle taskHandle, const char channel[ ], int32 mode);

引数のmodeは、以下の4つの値から1つを選択することができます。

• DAQmx_Val_DMA
• DAQmx_Val_Interrupts
• DAQmx_Val_ProgrammedIO
• DAQmx_Val_USBBulk

詳細については、NI-DAQmx C Reference Helpを参照してください。NI-DAQmx C Reference Helpは、スタート » すべてのプログラム » National Instruments » NI-DAQ » NI-DAQmx C Reference Helpにあります。

.NET呼び出しも操作タイプにより異なります。操作タイプがアナログ入力の場合は、以下のように呼び出します。

Task.AIChannels.All.DataTransferMechanism = Mode

Modeは、以下の4つの値から1つを選択することができます。

• AIDataTransferMechanism.Dma
• AIDataTransferMechanism.Interrupts
• AIDataTransferMechanism.ProgrammedIO
• AIDataTransferMechanism.UsbBulk

1. ブロックダイアグラムに｢Set DAQ Device Information｣VIを配置します。
2. 情報タイプの端子を右クリックして定数を作成します。作成された定数の中からデータ転送モードを変更したい操作を選択します。
3. 情報設定の端子を右クリックして定数を作成します。同じように使用したい転送方法タイプを選択します。

図2. 従来型DAQの構成例

従来型DAQでデータ転送方法を変更するには、以下のように呼び出します。

Set_DAQ_Device_Info( deviceNumber, infoType, infoValue )

infoTypeのパラメータは、操作タイプにより関数が異なります。たとえば、アナログ入力でデータ転送方法を変更したい場合は、以下のように呼び出します。

Set_DAQ_Device_Info( deviceNumber, ND_DATA_XFER_MODE_AI, infoValue )

infoValueパラメータは、EシリーズPCIデバイスを使用している場合なら2つの値から1つを選択することができます。

• ND_INTERRUPTS
• ND_UP_TO_1_DMA_CHANNEL

詳細については、Traditional NI-DAQ Function Reference Helpを参照してください。Traditional NI-DAQ Function Reference Helpは、スタート» すべてのプログラム » National Instruments » NI-DAQ » Traditional NI-DAQ Function Reference Helpにあります。