浮動型信号源の信号を測定するにはどのモードが適していますか?



ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)

問題:
浮動型信号源からの信号を測定したいのですが、差動モード、基準化シングルエンド、または非基準化シングルエンドのうち、どのモードを使用すればいいですか?


解決策:
浮動型信号源での測定には、差動モードが適しています。

差動モードは、コモンモード電圧信号を除去することができるため、プラスとマイナス端子に存在するコモンモードノイズを抑えることができます。データ収集デバイスから離れている熱電対などmVレベルの電圧を測定する場合、差動モードの使用をお勧めします。ただし、差動モードを使用する上でのデメリットは、使用できるチャンネル数がデバイスの持つチャンネル数の半分に制限されることです。

2 V以上の信号を測定し、使用したいチャンネル数が差動モードで使用できるチャンネル数よりも多い場合には、基準化シングルエンドモードまたは非基準化シングルエンドモードを使用します。

信号源の出力インピーダンスが高い場合、差動モードまたは非基準化シングルエンドモードでは、オフセット電圧が含まれる可能性があります。この現象は、データ収集デバイスの増幅器に電荷が蓄積されることで発生します。問題を回避するには、ユニティゲイン増幅器を使用するか、信号インピーダンスを減らしてバイアス抵抗を使用する方法があります。

詳細については、下記のリンクやデータ収集デバイスのユーザマニュアルを参照してください。


関連リンク:
サポート: NI製品マニュアル

ホワイトペーパー: アナログ信号の配線とノイズに関する注意事項
ホワイトペーパー: Using a Unity Gain Buffer (Voltage Follower) with a DAQ Device

技術サポートデータベース 1VREA1PH: 差動モードとは何ですか?
技術サポートデータベース 1PQDTM00: Single Traditional NI-DAQ (Legacy) Acquisition Using Multiple Terminal Configurations
技術サポートデータベース 0GIA6T03: Voltage Reading of Floating Signal Saturates to the Full-Scale Voltage Value

添付:





報告日時: 12/19/1995
最終更新日: 07/10/2016
ドキュメントID: 0GI98T03