Archived: LabVIEW 内で GPIB の一次と二次アドレスの設定方法。

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使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems
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問題: LabVIEW 内で二次アドレスの設定方法。

解決策: LabVIEW 内でGPIBのアドレスの設定方法は、ご使用の関数によって変わります。 もし IEEE 488.1 の関数 (GPIB Write, GPIB Read) を利用していますと、アドレス文字列は以下の形式で設定します。

ボード指標は GPIB ボードが管理しているバス(共用伝送路)の値です(一次アドレスと違う場合もありますのでご注意下さい)。 この指標はボードのヘッダ名と同一する場合が多いです(例えば gpib0は0)。 PAD は計測器の一次アドレスです。 もし二次アドレスを利用しますと、SAD に二次アドレスを書き込みます。

例えば、もし GPIB ボードの一次アドレスが0、それにヘッダ名は gpib2 でしたら、ボード指標は2です(0ではありません)。 もし計測器の一次アドレス (PAD) が5で二次アドレス (SAD) が4でしたら、アドレス文字列は 2: 5 + 4 です(2:9 ではないです)。

通常、SAD は二次アドレスと96の合計で表示されています、例えば前述のものは、SAD は100となります(4と96の合計)。 この表示方法の原因は GPIB のアドレス情報の形式です。 二次アドレスは一次アドレスト同じに0から30まで設定できます、しかし GPIB のアドレス情報通信はバイトサイズ(8ビット)で行ないます。 アドレス情報の形式は次の様に設定されています: 最初の5ビットがアドレスを指定します、次の2ビットはリスナとトーカの設定に利用します、最後の1ビットは使用していません(ゼロに設定しています)。 一次アドレス情報通信の時、リスナとトーカの2ビット内、一つしか設定されません(従って、各デバイスはデータの書き込みか読み取りの一つにしか指定されません)。 しかし、二次アドレス情報通信の時はリスナとトーカビットが同時に設定され、二次アドレスの情報と指示しています。 実はリスナとトーカビットが同時に設定される為、二次アドレス0がバイトデータの96に変換されました。 その結果により、SAD は二次アドレスと96の合計になりまして、SAD は96から126まで設定できます。

もし IEEE 488.2 の関数(例えば Receive, Send)を利用し二次アドレスが必要な場合、MakeAddr 関数で一次と二次アドレスを含まれてるアドレスパッケージの製造が出来ます。 このアドレスパッケージは2バイトの情報で製作され、二次と一次アドレスが各一バイトを設定しています。 もしこのアドレスパッケージを16進法で表示しますと、SAD は60(10進法:96)から7E(10進法:126)、PADは0(10進法:0)から1E(10進法:30)に設定されます。 注意:MakeAddr 関数の二次アドレスパラメーターには0から30の数字を書き込みます、SADの96から126ではありません。


以前の例でアドレスパッケージを製作しますと 0x6405 になします(SAD = 0x60 + 0x04、PAD = 0x05)。 ボードの情報は関数内分れたパラメーターで設定します。 例えば Send 関数内ては bus (バス)パラメーターが有ります、このパラメーターにボード指標を伝えます。 注意: gpib2 のボード指標は2です(PADの0ではありません)。

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報告日時: 09/26/1997
最終更新日: 10/04/2000
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