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プログラム実行中に、開発中のようにマウスを使って、ドラッグ&ドロップで制御器を移動するには、イベントストラクチャとプロパティノードを使用します。
実行中に制御器を移動するには、制御器の位置プロパティ(Position Property)を使う必要があります。プロパティノードを作成し、位置プロパティに位置を書き込みます。
また、マウスのクリックや移動の情報をプログラムの実行中に取得するには、イベントストラクチャを使う必要があります。イベントストラクチャを使用して、マウスアップ・ダウン・移動のイベントで処理を行います。
添付の control move.vi は上記の内容を含んだVIです。
このVIでは、上記の動作の実現方法と合わせて、イベントストラクチャの使い方、プロパティノードの使い方、制御器リファレンスの使い方が分かります。
それぞれの通常の使い方に加えて、
プロパティノードと制御器リファレンスについては、特定の制御器と切り離されたプロパティノード(より一般的なクラスの”波形チャート”のプロパティノード)と制御器リファレンスの使い方が分かります。
また、 control move2.vi は、それぞれの通常の使い方に加えて、以下の内容を含んでいますので参考にしてください。
1.イベントストラクチャについては、”フィルタイベント”の代表的な使い方を知ることができます。
2.プロパティノードと制御器リファレンスでは、特定の制御器と切り離されたプロパティノード(より一般的なクラスの”制御器”のプロパティノード)と制御器リファレンスの使い方が分かります。
制御器の移動中にはカーソルも変更するようにしてありますので、そちらも参考にしてください。
(添付のVIは、LabVIEW8.2で作成しました)
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