From Friday, April 19th (11:00 PM CDT) through Saturday, April 20th (2:00 PM CDT), 2024, ni.com will undergo system upgrades that may result in temporary service interruption.

We appreciate your patience as we improve our online experience.



NI 9205のCOMレファレンスについて



ハードウェア: CompactRIO>>Analog Input Modules>>NI 9205 D-Sub

問題:
NI-9205のCOMリファレンスについていくつか質問があります。

解決策:
  1. NI 9205 操作手順と仕様(PDF)』の15ページにある図6ですが、V1はCOMに接続されておらずV2はCOMに接続されているように記述されています。収集する際、両方のチャンネルは有効ですか?

    有効です。ただし各端子へ入力する電圧値はCOM電圧から10 V以内である必要があります。


  2. 浮動型信号源をNI9205のAI0とAI8に接続する際に、通常ほとんどのDAQデバイスで推奨されているバイアス抵抗を接続していないのですが、これはCOMに接続されていないのですか?また、問題の原因になりますか?

    はい、各端子から収集する電圧はCOM端子の電圧から±10 Vの範囲でなければいけません。COM端子には±250 Vを接続するが可能ですが、収集する電圧は必ずCOM端子の電圧を基準にします。したがって基準電圧としてCOMを接続する必要があります。もし何らかの理由がありCOMに接続できない場合、AI Senseに接続することもできます。


  3. COM端子は±250Vを接続する事ができるのですか?

    はい、これは絶縁特性です。例えばCOM端子には100 Vの電圧を接続する事ができ、その時に収集できる電圧は90 Vから110 Vになります。

    多くの場合、COM端子を接続していなくても測定できますが、これはCOM端子に入力されてくる信号が偶然正常に測定できる範囲内だからです。

    しかし、収集が正常に行えない可能性もありますので、COM端子にはグラウンドなど基準となる電圧を接続するようにしてください。



関連リンク:
製品マニュアル: NI 9205 操作手順と仕様 (PDF)

添付:





報告日時: 05/30/2008
最終更新日: 06/16/2016
ドキュメントID: 4LT1EOL8