エンコーダをカウンタに接続する方法
ハードウェア: Counter/Timers (TIO)
問題: エンコーダはカウンタにどのように接続しますか?
解決策: エンコーダには"Channel A Out"、 "Channel B Out"、" Channel A Inverse Out"、"Channel B Inverse Out" および "Z-Index"の5つの出力があります。
エンコーダを1つのカウンタに接続する方法は以下の通りです。
- Channel AおよびChannel B、または、Channel A InverseおよびChannel B Inverseを選択してください。
- 反転していないチャンネルおよび反転しているチャンネルを同じカウンタに接続しないでください。 例えば、Channel A OutとChannel A Inverse Outは同じカウンタに接続してはいけません。
- 上記ステップの通り、「反転」、または、「反転していない」対の有効なチャンネルを選択します。次は、下記の2つの構成からご希望の接続を実施します。
- 構成1
- Channel Aとソース
- Channel B と UP_DOWN
- Z-Indexとゲート
- COMMON(GND)とD GND
または
- 構成2
- Channel A Inverseとソース
- Channel B Inverse と UP_DOWN
- Z-Indexとゲート
- COMMON(GND)とD GND
備考:エンコーダのVCCは、エンコーダの仕様どおり接続してください。
エンコーダを2つのカウンタに接続する方法は以下の通りです。
カウントの精度が重要なアプリケーションにおいては、1つのエンコーダを2つのカウンタに接続する方法があります。
- 反転してない対のチャンネルとZ-Indexを1つ目のカウンタに接続してください。
- 反転している対のチャンネルとZ-Indexを2つ目のカウンタに接続してください。Z-Indexは両方のカウンタに接続されていることを注意してください。
- 次の両方の接続を実施してください。
- カウンタ1
- Channel A とカウンタ1のソース
- Channel B とカウンタ1のUP_DOWN
- Z-Index とカウンタ1のゲート
- COMMON(GND)とD GND
および
- カウンタ 2
- Channel A Inverse とカウンタ2のソース
- Channel B Inverse とカウンタ2のUP_DOWN
- Z-Index とカウンタ2のゲート
- COMMON(GND)とD GND
備考:エンコーダのVCCは、エンコーダの仕様どおり接続してください。
関連リンク: Product Manuals: NI 660x User Manual
Developer Zone Tutorial: Quadrature Encoder/Position Measurement
添付:
報告日時: 08/21/2004
最終更新日: 12/18/2010
ドキュメントID: 3CKGJQ9T
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