SIT connection manager(シミュレーションインターフェースツールキット)のハードウェアマッピングの制限



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: シミュレーションインターフェースツールキット(Simulation Interface Toolkit,SIT Toolkit)で、SIT DLLを作りました。実際のハードウェアを使うために、ドライバVIを作ろうとしています。SIT connection managerを使って、ドライバVIを作ろうとしていますが、マッピングする際に、ai0-7ao0-1 しか選ぶことができません。これはどうしてですか?

解決策: シミュレーションインターフェースツールキットのSIT connection manager で、ハードウェアの入出力チャンネルをマッピングすることができますが、このダイアログでリストされるハードウェアのチャンネルは、実際のハードウェアチャンネルを検索して表示するようにはなっていません。National Instrumentsの標準的なデータ集録(DAQ)デバイスに合わせ、アナログ入力8チャンネル、アナログ出力2チャンネルが表示されるようになっています。


National Instrumentsのデータ集録(DAQ)デバイスには、それ以上の入出力チャンネルを持つものもありますが、その場合には、自分でドライバーVIを修正する必要があります。また、SIT connection managerは、複数のデバイスにも対応していません。複数のデバイスを使う場合も、自分でドライバーVIを修正する必要があります。
以下のリンクを参照して、自分でドライバVIを修正してください。

Creating a Custom I/O Driver with Simulation Interface Toolkit 3.x.

SIT connection managerは、アナログ入力、アナログ出力を行うためのドライバVIのテンプレートを作るツールとなりますので、SIT connection managerを使い、元になるVIを作成して、その後、アプリケーションに合わせ、カスタマイズをしてください。


関連リンク: KnowledgeBase 3ELAGKUW: Simulation Interface Toolkit (SIT) with DAQ Boards that Only Support NI-DAQmx
Simulation Interface Toolkit
Developer Zone Category: Creating a Custom I/O Driver with Simulation Interface Toolkit 3.x

添付:


SIT daq channels.JPG - SIT daq channels.JPG



報告日時: 10/25/2006
最終更新日: 01/15/2007
ドキュメントID: 42OK4FXJ