LabVIEWのエラーログファイルはどこに保存されるのでしょうか?



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問題: LabVIEWを使用中にエラーが生じました。 エラーのメッセージにはログファイルが保存されますと記述されているのですが、このログファイルはどこにあるのでしょうか?

解決策: 上記のようなメッセージが表示された場合、二つの可能性が考えられます。 一つは、LabVIEWがログファイルを保存した場合、もう一つはWindowsがログファイルを保存する場合です。

LabVIEWで作成されたエラーログファイルはLabVIEW_Failure_Log.txtという名前でLabVIEWテンポラリディレクトリに保存されます。 デフォルトでは、そのディレクトリはC:\Documents and Settings\(User Name)\Local Settings\Temp (Windows 2000)となっています。 なお、Local Settingsは通常、隠しフォルダととなっていますので、Windowsの設定で隠しフォルダを表示するように変更している必要があります。 隠しフォルダを表示させる方法は以下の通りです。

Windowsのエクスプローラ画面上から、ツール>フォルダオプション>表示、詳細設定にある「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選択してください。

もしテンポラリディレクトリの場所を変更している場合、エラーログファイルはそこに保存されます。 LabVIEWテンポラリディレクトリを確認、または変更する方法は以下の通りです。 LabVIEWでツール>オプション>パス>テンポラリディレクトリを選択。 LabVIEW_Failure_Log.txtファイルに関しての詳細はリンクにありますLabVIEW Internal Error Supportページをご参照ください。

もし、エラーが生じたのでLabVIEWを閉じますとWindows側からエラーメッセージが発生した場合は前述とは異なる場所にログファイルが保存されます。 これはWindowsによって作成されたログファイルです。 このログファイルは、通常WindowsのアプリケーションであるDr.Watsonによって作成されます。 このログファイルは、NTベースのOSの場合、...\WINNTフォルダに.logとして保存されます。 ご使用のシステムがWindows 9.xである場合は、...\Windows\Drwatsonフォルダ内に.wlgとして保存されます。

関連リンク: Support: LabVIEW Internal Error Support Page
KnowledgeBase 0W5FHTTA: LabVIEWがTempディレクトリに残すファイルについて?

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報告日時: 09/12/2002
最終更新日: 01/30/2005
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