サンプルデータ圧縮 Express VI の使い方



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問題: 集録データを圧縮し、最大値、最小値および平均値を観測したいのですが、このような用途に「サンプルデータ圧縮」 Express VI を使用することはできますか。

解決策: サンプルデータ圧縮 Express VI を使用することによって、入力信号を圧縮することができます。圧縮比は 1 点分に圧縮するのに用いる入力信号の数です。たとえば、圧縮比を 5 にすると、最小値、最大値、最終値、平均値、中央値からユーザが選択した圧縮方法に基づいて、集録データ5点分を1つに圧縮します。

次のような入力信号が与えられたときに、各圧縮方法が入力信号をどのように扱うかを下の表に示します。

入力信号: [5, 7, 3, 2, 1, 12, 4, 5, 18, 3, 17]
圧縮比: 5

入力信号の個数が、圧縮比の倍数ではありません。この場合、サンプルデータ圧縮 Express VI は末尾に 0 を追加して埋め合わせ、圧縮用データ集合を作ります。

圧縮用データ集合: [5, 7, 3, 2, 1], [12, 4, 5, 18, 3], [17, 0, 0, 0, 0]

各圧縮方法の出力
最大値 [1], [3], [17]
最小値 [5], [18], [17]
最終値 [1], [3], [17]
平均値 [3.6], [8.4], [17]
中央値 [3], [5], [17]

サンプルデータ圧縮 Express VI の詳細は LabVIEW のヘルプを参照してください。ヘルプを開くには、ブロックダイアグラム上のサンプルデータ圧縮 Express VI を右クリックし、ショートカットメニューからヘルプを選択してください。



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報告日時: 04/29/2003
最終更新日: 08/06/2004
ドキュメントID: 2WSG367Y