LabVIEWのタイミングループ関数において、どのタイミングソースが使用できますでしょうか?



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 7.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: LabVIEW Modules>>LabVIEW Real-Time Module, LabVIEW Modules>>LabVIEW FPGA Module

問題:
LabVIEW 7.1の新規機能であるLabVIEWのタイミングループ関数は、ループのタイミングソースとしてプロセッサーのクロックを選択することが可能です。ターゲットによっては、1 kHz と1 MHzの両方のタイミングの選択がありますが、他のターゲットによっては、1 kHzのみしかありません。私のLabVIEWシステムにおいては、どの選択肢があるのでしょうか?

解決策:
タイミングループ関数は、LabVIEWプログラムを実行しているシステムによってタイミング能力が左右されます。使用できる選択肢は、一般的にプロセッサーのタイプに依存していますが、OSにも依存します。LabVIEWのシステムにおいて、どの選択肢があるかについては以下の表をご覧ください。

1 kHz 1 MHz Single Cycle
Windows Yes No No
Mac -- -- --
PXI-814x/815x RT Yes No No
PXI-817x/818x RT Yes Yes No
RT ETS Desktop Yes Yes No
RT for RTX -- -- --
[c]FP-20xx RT Yes No No
PCI-7041 RT -- -- --
PCI-7030 RT -- -- --
CVS RT Yes No No
cRIO 900x RT Yes No No
FPGA No No Yes


備考: RT は、LabVIEW Real-Time を示します。Athlonプロセッサーを使用しているデスクトップPCの場合、LabVIEWのタイミングループは使用できません。

8156Bに関する備考:8156B において、ni-rt/systemディレクトリにインストールされているlvalarms.dllは、タイミングループをサポートしていません。FTPクライアントを使用して、ホストPCのNational Instruments\RT Images\LabVIEW\7.1\E001から、lvalarms.dllを、RTターゲットのni-rt/systemディレクトリに転送することが可能です。

関連リンク:
Developer Zone Tutorial: Using the Timed Loop to Write Multirate Applications in LabVIEW
Developer Zone Tutorial: Selecting Your LabVIEW Real-Time Deployment Platform
Developer Zone Tutorial: When Do I Need a Real-Time System?
Products & Services: CompactRIO - Reconfigurable Control and Acquisition System

添付:





報告日時: 12/10/2004
最終更新日: 12/29/2011
ドキュメントID: 3G9I38L1