Real Timeターゲット上で割り込みモードを使うとジッターが増えるのはなぜですか?



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 8.2
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: CPU使用率を最小限に抑えるためにRTターゲットとホスト間の通信に割り込みモードを使いたいのですが、ジッターが増えてしまいました。これはなぜですか?

解決策: 割り込み通信はCPU使用上において、非確定的な方法になります。割り込みの定義に関しましては下記リンク先のwikipedia.orgの「Interrupt」を参照してください。割り込み通信では、RTターゲットのオペレーティングシステムは、イーサネット接続を通じて新しいデータの受信を知らせる割り込みを待機します。割り込み要求はタイムクリティカルループ(Time Critical LoopsもしくはTCL)よりも高いプライオリティを持つため結果的にジッターが増えます。ジッターを減らすためにポーリングによる通信を使用することができます。ポーリング通信では、RTターゲットのオペレーティングシステムは、イーサネット接続を通じて新しいデータの受信を定期的にチェックします。ポーリングへの変更はMeasurement & Automation Explorer(MAX)上で行うことができます。MAXのリモートシステムにあるRTターゲットを左クリックし、「ネットワーク設定」タブを開きます。「上級イーサーネット設定」ボタンを押し、「パケット検知」で割り込みかポーリングかを選択することができます。

関連リンク: Interrupt
Knowledgebase 40LGFTMY: Why Does Switching From Polling To Interrupt Increase Jitter More On the PXI-8196 vs. the PXI-8176?

添付:





報告日時: 08/21/2006
最終更新日: 04/23/2007
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