バタワースフィルタの VI が直前の内部状態を保持しないのはなぜですか



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Full Development System
使用ソフトウェア・バージョン:
使用ソフトウェア・バージョンに特化:
二次のソフトウェア: N/A

問題:

信号処理 >> フィルタ に含まれているバタワースフィルタやチェビシェフフィルタの VI において、これらの VI の直前の呼び出し時の内部状態を保持するかを決定するブール値のオプションがあります。しかし、このブール値を TRUE に設定しても同じフィルタの VI を続け様に配置して呼び出す時、このオプションが反映されません。

解決策:

信号処理 >> フィルタ の関数パレットに含まれている、バタワースフィルタ、チェビシェフフィルタ、逆チェビシェフフィルタ、楕円フィルタ、ベッセルフィルタ等の VI の内部には IIR カスケードフィルタの VI が含まれています。この IIR カスケードフィルタの VI の「再入実行」のオプションが ON になっているために、連続して同じフィルタの VI が配置されている時に、上記フィルタ VI の内部状態が保持されません。この IIR カスケードフィルタの「再入実行」のオプションを OFF にすれば別の位置で同じフィルタの関数が呼ばれた際の直前の内部状態を保持することができます。以下に、バタワースフィルタの VI を例にとって「再入実行」のオプションを OFF にする方法を解説します。

「再入実行」のオプションを OFF にする方法
  1. バタワースフィルタの VI のブロックダイアグラムを開きます
  2. 1で開いたブロックダイアグラムの IIR カスケードフィルタの VI をダブルクリックして VI をオープンします
  3. IIR カスケードフィルタの VI でメニューバーから ファイル >> VI プロパティ (Ctrl + I ) 
  4. 実行のカテゴリを選択します
  5. 「再入実行」のオプションの選択をはずします
  6. IIR カスケードフィルタの VI 「IIR Cascade Filter.vi」 を保存します


関連リンク:

NI LabVIEW Adaptive Filter Toolkit

LabVIEW Digital Filter Design Toolkit


添付:





報告日時: 11/05/2000
最終更新日: 04/14/2010
ドキュメントID: 234E6CDG