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IrDAによるクラスタ情報の通信



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 6.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題: IrDA通信はData Socketのようにクラスタごとの情報を送信することができません。クラスタをIrDAで送信しようとしたらエラーが生じてしまいます。

解決策: Data SocketのRead関数はタイプ(バリアント)の指定を行うことによってクラスタの構造を知ることができるに対して、IrDAのRead関数はクラスタを認識する方法がなく、読み込みバイト数だけが指定可能です。よって、IrDAではクラスタごとを送信することはできません。
IrDAを使ってクラスタ情報を送信したい場合は、送信前にクラスタ情報を要素ごとに分解し、それぞれの要素の情報をIrDAで送信する方法が考えられます。しかし、この方法ではIrDA通信エラーが生じないようにIrDA受信側の読み出しが送信側の書き込みタイムアウト以内で実行されるようにする必要があります。送信側のタイムアウトを長く指定することによってタイムアウトエラーの対処になります。また、それぞれの要素を並列ではなく直列に送信した方がよい場合があります。


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報告日時: 12/02/2002
最終更新日: 06/14/2003
ドキュメントID: 2S1B5MS