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仮に、2つのスタートアップ実行ファイルをデプロイした場合、2 回目にデプロイした実行ファイルのみがスタートアップとして実行されます。その理由として Real-Time ターゲット上に ni-rt.ini ファイルは1つしか無く、2 回目にデプロイした実行ファイルがその ni-rt.ini ファイルを上書きする為です。
ni-rt.ini ファイル上のスタートアップ実行ファイルに関する箇所は下記の様に記載されています。
RTTarget.ApplicationPath=c:\ni-rt\startup\startup.rtexe
startup は1つ目のスタートアップ実行ファイル名で、 2つ目のスタートアップ実行ファイルとして
RTTarget.ApplicationPath=c:\ni-rt\startup\startup2.rtexe
を加えた場合、.iniファイルは上から下へ実行されるので、下に配置された方がスタートアップ実行ファイル
として実行されます。
つまり、下記の様な順番で ni-rt.ini ファイルを記入した場合 startup のみがスタートアップ実行ファイルとして実行されます。
RTTarget.ApplicationPath=c:\ni-rt\startup\startup2.rtexe
RTTarget.ApplicationPath=c:\ni-rt\startup\startup.rtexe
1つ目のスタートアップ実行ファイルはデプロイされ、2つ目のスタートアップ実行ファイルは FTP により Real-Time コントローラに転送された場合、FTP にて転送されたスタートアップ実行ファイルで .ini ファイルは編集されないため、この場合は デプロイされた方が実行されるスタートアップ実行ファイルとなります。
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