TestStand2.0.1での複数数値リミットテストの修正



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題: このほどTestStand2.0.1においてテスト結果の整合性に関わる問題が見つかりましたので、その件についてご報告いたします。

この不具合は、下記の2つの状況でTestStandをお使いの方に影響があります
1. TestStand2.0で保存された複数数値リミットテストステップを使用したシーケンスファイルを使っている。
2. TestStand2.0からTestStand2.01へ、シーケンスファイルをアップグレードした。

不具合の内容について
複数数値リミットテストステップを使用したシーケンスをTestStand2.0上で実行し保存すると、「Passed(合格)」または「Failed(不合格)」文字列が、複数数値リミットテストステップのそれぞれのステータスへ保存されます。 そのTestStand2.0で保存されたシーケンスファイルをTestStand2.0.1で開き実行すると、それらの複数数値リミットテストステップの結果は、TestStand2.0で最後に実行したときの結果と変わらなくなります。したがって、TestStand2.0上でのシーケンスファイルの最後の実行時に複数数値リミットテストステップが合格したとき、TestStand2.0.1上では、その結果がリミット外の値であるにかかわらず合格を返します。  
1. テストレポートは正しいリミット値と計測値を示します。複数数値リミットテストにおいて、実際には不合格であるのに合格になる場合と、合格であるのに不合格になってしまう二つの状況が起こる可能性があります。


解決策: これらの状況でTestStandをお使いの際は、問題を解決する為に下記にリンクされているreadme.txtとts.01f1_patch.zipファイルをダウンロードしてくださるようお願いします。また、この件よって引き起こされる問題を未然に防ぐ為に、TestStand2.0.1にかわり、新しいTestStand開発CD、TestStand2.0.1f1を作成しております。全てのTestStand2.01とDeveloper Suite Test Editionをご使用の客様には、用意が出来次第、TestStand2.0.1f1のCDをお届けいたします。

関連リンク: FTP サイト: readme.txt file (インストール手順)
FTP サイト: ts2.0.1f1_patch.zip (23 MB)


添付:





報告日時: 04/12/2002
最終更新日: 05/14/2002
ドキュメントID: 2KBG2NPH