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Archived: 一つのデジタルI/O ポートを構成すると、全てのポートがリセットされる原因。

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ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)

問題: DIG_Prt_Config の関数や、LabVIEW の デジタルポート構成の関数を使用して一つのポートを構成しますと、別のポートがリセットされ、出力値が0Vにリセットされます。

解決策: 8255 や 82C55 のデジタルチップを使用している製品はこの現象を再現します。8255のチップは8ラインのポートを3つ含み(合計24ライン)そのうち一つのポートが構成されますと、そのチップの全てのポートがリセットされます。チップを使用する際、出力値を指定する前に全ての構成を行うことで問題は解決されます。

下記のリンクに8255 や 82C55 チップを使用する製品の一覧が確認できます。

LabVIEW を使用してプログラミングする際、各デジタルポート用に DIO Port Config 関数(各ポートに関数を一回)を使用し、プログラムの初めに使用するポートを全て構成し、その後にポート読み込みや書き込みを行ってください。

複数の8255を使用する製品を使用する際は、構成されるチップに含まれているポートだけが影響されます。例として、PC-DIO-96 はボード上にチップが4つあります。各チップにはポート(0,1,2)、(3,4,5)、(6,7,8)、(9,10,11) ポートが含まれているので、チップ4 を構成する際に影響されるのはポート3と5 になります。


関連リンク: KnowledgeBase 2L8E72P6: What Is the 82C55A and Which NI Products Use This Chip?


添付:





報告日時: 12/09/1994
最終更新日: 06/29/2005
ドキュメントID: 0489FD8Q