ダイナミック信号集録(DSA)の仕様で、サンプリングレートにある190.7 uS/秒刻みの意味は何ですか?



使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-DSA
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問題: ダイナミック信号集録(DSA)には、最大・最小サンプリングレートとともに、190.7 uS/秒刻みという仕様がありますが、これはどういう意味ですか?

解決策: ダイナミックシグナルアナライザ(DSA・ダイナミック信号集録)には、最大・最小サンプリングレートとともに、190.7 uS/秒刻みという仕様があります。これは、適切なサンプリングレートを選択することで、最大95kHzのエイリアスフリーの周波数範囲を得るように、ソフトウェアが、デジタルフィルタの、カットオフ周波数・エイリアス除去を調整するという意味です。

例えば:NI 45xx や NI 44xx などのDSA(ダイナミックシグナルアナライザ)ボードは、クロック信号をDDS(ダイレクトデジタルシンセサイザ)チップで生成しています。DDSはサンプルクロックとデルタシグマ変換用の128倍のオーバーサンプリングクロックを供給します。また、異なる周波数を供給するための周波数分周器もあります。分周器は、30ビットで元の周波数を分周し、190.7マイクロサンプル/秒刻みで設定できます。したがって、5 kS/s~204.8 kS/sの間で190.7 uS/s刻みのサンプリングレートを選択することができます。190.7という値は以下の方法で得ることができます。

204800 Samples / 2^30 seconds = 190.73486 uS/s

NI-DSA ドライバには、エイリアスフリーの周波数範囲を直接選ぶ関数と、サンプリングレートを選ぶ関数があります。エイリアスフリーの周波数範囲は、サンプリングレートに0.464を乗じることで得られます。

204.8 kSamples/second (sampling rate) * 0.464 = 95.03 kHz (alias-free frequency span)

関連リンク: KnowledgeBase 31LI68WD: NI 447X Sample Clock Specifications

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報告日時: 05/17/1999
最終更新日: 12/20/2004
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