LabVIEWでPOP3サーバに接続できますか?



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>Full Development System
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: LabVIEW Toolkits>>Internet Developers Toolkit

問題: LabVIEWを使って、あるインターネットプロバイダの電子メールサーバを介したEMAILの送信をしたいのですが、一度POPサーバにログインする必要があります。LabVIEWにはメール送信のためのSMTP E-mail関数が用意されていますが、POPサーバに接続するための関数がないようです。どうすればよいですか?

解決策: LabVIEWで搭載しているSMTP EMAILパレット内の関数は「SMTPサーバ」にアクセスして、ユーザから電子メールを送るために使用されます。

ですが今日、「POPサーバ」つまり「電子メール受信時に使用するサーバ」に先ずユーザ認証されないとSMTPサーバが電子メールの受付を拒否するPbS(POP before STMP)という方式を採用しているサーバが増えてきました。ユーザ認証を行うには電子メールプロバイダに対してユーザ登録を行い、ユーザIDとパスワードを取得した後で、そのIDとパスワードを使ってPOPサーバにログインする必要があります。

POPサーバにログインするためには以下のリンクより「POP.zip」をダウンロードして、その中にある「Open POP Session.vi」を使用することが最も簡単な方法であると考えられます。このVIに以下の3つのパラメータを入力するだけです。

1.ユーザID
2.パスワード
3.POPサーバ名 又は そのIPアドレス

以上の方法よりログインを行った後は、SMTP Email関数でメールを送信することが可能です。

注意1:SMTPのVIはLabVIEW7.0以降で標準搭載されています。もしくはInternet Toolkit 5.0 以前で搭載されています。

注意2:全ての電子メールプロバイダがSMTPとPOPプロトコルを使用しているわけではありません。詳細についてはご使用のメールサービスプロバイダにお問い合わせください。

関連リンク: NI Developer Zone: POP Mail VIs

添付:





報告日時: 01/29/1998
最終更新日: 11/02/2007
ドキュメントID: 15SC1LVJ