カテゴリ5のストレートとクロスイーサネットケーブルの違いは何ですか?
ハードウェア: FieldPoint
問題: FieldPoint(FP)モジュールをネットワークハブに接続するときカテゴリ5のストレートイーサネットケーブルを使いますが、モジュールを直接コンピュータに接続する場合はクロスケーブルを使用します。これらのケーブルの違いは何でしょうか?
解決策: イーサネットケーブルは、EIA(米国電子工業会)で規格化されています。品質の違いから、カテゴリ1から7までクラス分けされています。カテゴリは、「CAT」と記述される場合もあります。カテゴリ別の性能や適用範囲は以下のとおりです。
|
カテゴリ(クラス)
|
適用範囲 |
規定伝送速度の上限 |
| カテゴリ1(CAT1) |
音声(電話) |
~20 Kbps |
| カテゴリ2(CAT2) |
ISDN基本インターフェース デジタルPBX 低速度デジタル端末(RS232Cなど) |
~4 Mbps |
| カテゴリ3(CAT3) |
イーサネット(10Base-T) トークンリング(4Mbps) |
~16 Mbps |
| カテゴリ4(CAT4) |
トークンリング(16Mbps) |
~20 Mbps |
| カテゴリ5(CAT5) |
LAN(CDDI/100Base-T/1000Base-T) |
~100 Mbps |
| カテゴリ5e(CAT5e) |
LAN(100Base-TX/1000Base-T) |
~1 Gbps |
| カテゴリ6(CAT6) |
LAN(1000Base-T) |
~1.2 Gbps |
| カテゴリ7(CAT7) |
LAN(10GBase-T) |
~10 GMbps |
次にストレートとクロスケーブルの違いについて説明します。一般的に使用されているRJ-45ケーブル(ツイストペア型)のコネクタを見ると、それぞれ8つずつ端子があります。

この端子の数だけ導線が束になって一本のケーブルを構成しています。ストレートケーブルの場合、両端のピンがお互いに対応するように接続されています。それに対してクロスケーブルは、ケーブルの中で一部の導線がクロス(交差)した形で端子に接続されています。
表. イーサネットケーブルコネクタの配線
| ピン |
コネクタ1 |
コネクタ2( ストレート) |
コネクタ2(クロス) |
| 1 |
白 / オレンジ |
白 / オレンジ |
白 / 緑 |
| 2 |
オレンジ |
オレンジ |
緑 |
| 3 |
白 / 緑 |
白 / 緑
|
白 / オレンジ |
| 4 |
青 |
青 |
青 |
| 5 |
白 / 青 |
白 / 青 |
白 / 青 |
| 6 |
緑 |
緑 |
オレンジ |
| 7 |
白 / 茶 |
白 / 茶 |
白 / 茶 |
| 8 |
茶 |
茶 |
茶 |

ストレートケーブルとクロスケーブルでは以下のように用途が異なります。FPモジュールの場合、ネットワークハブに接続するときストレートケーブルを使用し、直接コンピュータにつなぐときはクロスケーブルを使います。
ストレートケーブル
- コンピュータに取り付けたネットワークインターフェースとハブの通常ポートを接続
- ハーブの通常ポートともう一つのハーブのカスケードポートを接続
- ブロードバンドルータの内臓ハーブとハーブのカスケードポートを接続
クロスケーブル
- 2台のコンピュータのネットワークインターフェース同士を接続
- ハブの通常ポート同士を接続
- ブロードバンドルータの内蔵ハブとハブの通常ポート接続
関連リンク: 製品とサービス: イーサネットケーブル
添付:
- cable_cros&str.gif
- cabling.gif
報告日時: 04/02/2002
最終更新日: 11/21/2008
ドキュメントID: 2K1AIUGU