Archived: ハードウェアカウンタの同期のためのスタートトリガについて

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ハードウェア: Counter/Timers (TIO)>>Devices>>PCI-6602

問題: DAQボードのハードウェアカウンタにデジタル信号でトリガをかけたり、複数のカウンタチャネルを同期させたりしたい。可能ですか?

解決策: カウンタのスタートトリガは複数のカウンタチャネルを同時にスタートさせることができます。そして、カウンタの同期では、外部ソース信号そしてゲート信号の不正確なカウントを防ぎます。カウンタのスタートトリガそしてカウンタの同期の機能は、NI-TIOチップを搭載するDAQデバイスのみに提供されます。EシリーズボードはNI-TIOチップを搭載していないため、カウンタチャネルの同期を行うことができません。しかし、MシリーズボードはNI-TIOチップとほぼ同等の機能のDAQ-STC 2チップを搭載しているため、2信号エッジ間測定(Two-Signal Edge-Separation Measurement)、クワドラチャエンコーダ測定、カウンタの同期などを行うことができます。


複数のカウンタの同期にはアームスタートトリガを使うこともできます。さらに、NI-DAQmxを使用する場合、内部ソース信号もしくは外部ソース信号を使って複数のカウンタへそれぞれアームスタートトリガを設定することが可能です。信号を受け取ると、カウンタはアーム(装備)され、準備状態になります。アームスタートトリガにより開始動作を可能にします。


これら二つの信号: アームスタートトリガ、スタートトリガによりカウンタにトリガをかけることができます。


関連リンク: Knowledge Base [3E78PKHS]: EシリーズとMシリーズの主な違い

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報告日時: 12/17/2004
最終更新日: 09/09/2005
ドキュメントID: 3GGATSCC