従来型DAQがLabVIEWの関数パレットに表示されません
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使用ソフトウェア・バージョン: 4.6.1
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二次のソフトウェア: N/A
問題: LabVIEWをアップグレードして再度デバイスドライバをインストールしました。ですがアップグレードされたLabVIEWを開きますと関数パレットの中に従来型DAQのサブパレットがなく、サンプルファインダの中を見てもサンプルがありません。ドライバの修復をかけても変わりません。何が原因なのでしょうか。
解決策: こちらの現象はLabVIEWの旧バージョンで従来型DAQドライバが既にインストールされていて、アップグレード前にアンインストールを行わない場合に発生します。LabVIEWをアップグレードする時に従来型DAQが既にインストールされていると検出されるため、新しいバージョンのLabVIEWにはサポートがインストールされなくなります。
使用方法に応じて解決策は2つあります。
従来型DAQを最新のLabVIEWバージョンでのみ使用する方法
- 従来型DAQをコントロールパネルのプログラムの追加と削除からアンインストールします。従来型DAQに依存しているドライバもアンインストールする必要があるかもしれませんが、こちらはステップ2の後に再インストールできます。
- 最新のLabVIEWに含まれているデバイスドライバから従来型DAQを再インストールします。ホームページのドライバと更新から検索をかけてダウンロードすることも可能です。こちらは最も最新のLabVIEWバージョンにインストールされます。
- 従来型DAQに依存していたドライバを再インストールします。
従来型DAQを複数バージョンで使用する方法
最新のLabVIEWに入っている下記のフォルダを他のバージョンのディレクトリにもコピーします。[LVDIR] はインストールされた最新のLabVIEWバージョンのディレクトリを示しております。
例: C:\Program Files\National Instruments\LabVIEW 8.6
- [LVDIR] \ vi.lib \ daq
- [LVDIR] \ examples \ daq
- [LVDIR] \ help \ lvdaq.chm
- [LVDIR] \ menus \ default \ daq
注意点: 従来型DAQ(Legacy)のAPIはすべてLabVIEW7.0でコンパイルされております。こちらは実行の動作には影響がないのですが、バージョン7.0以上のLabVIEWを使用している場合、LabVIEWは従来型DAQのサブVIを保存しようとします。最新バージョンで従来型DAQのサブVIを保存してしまうと旧バージョンに上記のディレクトリをコピーしても使用できなくなりますので、最新バージョンで保存する前にコピーするのが大事です。
もし7.0以下のバージョンを使用している場合は古いバージョンの従来型DAQをダウンロードしてください。こちらもドライバと更新でダウンロードできます。
関連リンク: ドライバと更新: Traditional NI-DAQ (Legacy) 7.4.4 - Windows 2000/XP
添付:
報告日時: 09/04/2008
最終更新日: 12/10/2009
ドキュメントID: 4P3LDIHB
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