LabVIEW Real-Timeでデータソケットを使用してOPCサーバと通信が行なえますか?



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 6.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
Windows上でLabVIEWを使用する場合、URLを「opc://...」とするとデータソケット関数を使用してOPCサーバとの通信が行なえます。 LabVIEW Real-Timeで同じようにOPCクライアントアプリケーションが実行できますか?

解決策:
データソケットはOPCの機能を使用するためにMicrosoft Windowsのコンポーネントを利用しています。 したがってReal-Time OS上やMacintosh、SolarisやLinuxなどのプラットフォームではOPCアプリケーションにデータソケット関数が使用できないということになります。 しかし、これはあくまでLabVIEW Real-Timeが直接的にOPCサーバとの通信が行なえないということであり、中継を介し間接的な通信方法を用いればもちろん通信が可能となります。 このようなアプリケーションでは、RTエンジンからデータを受け取る際にそれ用のLabVIEWプログラムを使用し、OPCサーバにそのデータを書き込む際にはデータソケットを使用します。 RTエンジンからデータを受け取る際にはデータソケットはもちろん、TCP/IPやUDP通信を使用することも可能となります。 詳しい情報に関しましては以下にリンクをご覧下さい。

関連リンク:
Developer Zone Tutorial: Connecting LabVIEW to an OPC Server through a DataSocket Connection
KnowledgeBase 2M9ARPEW: Real-Time VI To Host VI Communication Methods

添付:





報告日時: 04/09/2003
最終更新日: 12/31/2007
ドキュメントID: 2W8FUSP6