LabVIEWランタイムエンジンをインストールする代わりに、 lvrt.dll を実行可能ファイルのディレクトリにコピーすることでも実行できますか?




問題: LabVIEW 5.1以降の場合は、LabVIEW で作成された実行可能ファイルを実行するためには、実行するコンピュータに LabVIEW ランタイムエンジンをインストールを必要がありますが、ランタイムエンジンのインストーラを実行する必要はありますか。lvrt.dll を実行可能ファイルと同じディレクトリにコピーするだけでも実行ファイルを動作させることはできますか?

解決策: lvrt.dll を実行ファイルと同じディレクトリーへコピーすることで、LabVIEW で作成した実行ファイルを実行することができます。(lvrt.dll は通常、National Instruments\Shared\LabVIEW Run-Time\(バージョン 番号)にインストールされています。)実行可能ファイルは、ランタイムエンジンを検索する際に、自分と同じディレクトリも検索します。 実行可能ファイルが、ランタイムエンジンを検索する検索順に関しては以下のリンクをご確認ください。 ただし、この方法を選択するとある程度の柔軟性を失うことになりますので注意してください。実行するPCにあるすべての実行可能ファイルのディレクトリに lvrt.dll をコピーする必要があります。また、実行ファイル中で使われている機能によっては、正しく動作しないことも考えられます。ランタイムエンジンのインストールにはインストーラを使うことをお勧めします。

関連リンク: Where Does My LabVIEW Application Builder Executable Look for lvrt.dll?

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報告日時: 04/16/1999
最終更新日: 01/14/2009
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